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あの有名人も頭痛に悩んでいた
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チャールズ・ダーウィン
(12)チャールズ・ダーウィン…頭痛に悩みながら「進化論」を発表

船酔いと頭痛に悩んだ5年間の航海
19世紀半ばに今までにない生物の進化論についての論文「種の起原」を発表し、進化論の創始者として知られているイギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィン(1809〜1882)。
偉大な功績を残した彼ですが、頭痛にはいつも悩まされていました。
小さい頃から博物学者だった祖父の影響で昆虫採集など博物学に興味があったダーウィンは、ケンブリッジ大学を卒業後、恩師の紹介で南アメリカ大陸を測量するイギリス海軍のビーグル号に乗船し、世界中植物や動物を観察して博物学の調査をすることになりました。そこで立ち寄ったガラパゴス諸島で生態環境によって行動や形態の違うゾウガメやイグアナを観察し、後に発表する「進化論」のきっかけになりました。
5年の歳月をかけて世界一周をしたビーグル号での航海は、小さい船舶に大人数が乗船していましたので、快適な航海とは言えませんでした。ダーウィンはいつも船酔いと頭痛に悩まされ、彼の著書『ビーグル号航海記』では頭痛で2日間寝込み、塗り薬や豆・葉をこめかみにつけて頭痛治療をしていたことが記されています。


帰国後、体調の悪いなか「進化論」を確信
帰国後、航海で集めた資料を整理して研究をしている時、ガラパゴス諸島で捕獲をしたフィンチという鳥で、くちばしの形や大きさが違うものが何種類もあることを鳥類学者から知らされ、ガラパゴス諸島のそれぞれの島でゾウガメの甲羅の形や模様が違ったり、同じイグアナでも生息場所によってはサボテンを食べていたり、海に潜って海藻を食べていることを思い出した彼は「進化論」を確信しました。そのような中、彼は頭痛や胃腸の悪い状態が続き体調が悪く、本人は長い航海での船酔いのせいだと思っていました。
当時、彼が結婚前の婚約者エンマ・ウェジウッドに宛てた手紙には、「もっと楽しもうと思っていたのに、ロンドン滞在のおわり二日間はひどい頭痛のためにつらいものになりました。頭痛はまる二日間も続き、こんなときに結婚してよいのか迷うほどでした」と結婚を迷うほど、ひどい頭痛に悩んでいました。

ダーウィンはガラパゴス諸島の動植物を観察・研究してついに、自然環境による「自然選択」と特徴的体質を次世代に引き継がれる「性選択」による「進化論」をまとめました。
しかし、当時のイギリスでは宗教的価値観が強く、進化という考え方はなく「神が全ての生物を作り出して以来、生物は不変である」と言われ続け、宗教界では彼の「進化論」の考えは神を冒涜する危険な思想だったのです。


反論していたイギリス国教会に埋葬
ダーウィンは論文発表後に起る反論を想定して、フジツボやマツヨイグサの観察を行い20年の長い歳月にわたってまとめた進化論がいかに正しい論文かしっかり証明ができるように病気や頭痛に苦しみながらも研究を重ねていました。
ある時、ウォレスという学者からダーウィンに意見を求めるための論文の原稿が届き、そこにはダーウィンの進化論に近い内容が書かれていたためダーウィンは急いで自分の論文をまとめ、ウォレスと共に進化論を発表し、1859年『種の起源』という進化論の論文を出版しました。予想通り宗教界では反論が起りましたが、「進化論」の正しさの証明が認められ、1871年には『人間の由来と性選択』を出版し、『種の起源』では触れていなかった人間の進化についての論文を発表しました。
1881年ミミズに関する論文発表を最後に1882年死去。このころにはイギリスを代表する偉大な科学者として認められ、歴代の王や女王、政治家などが多く埋葬されている、以前は進化論に反論していた宗教界を代表するイギリス国教会ウエストミンスター寺院に埋葬されました。

頭痛の悩みをかかえながら長年観察・研究を続けられたのは、信念を持って自分の論文を発表することを目標としていたことが精神的な頭痛薬になっていたのかもしれません。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、『頭痛大学』

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